海でHOVERAir AQUAを楽しむためのメンテナンスガイド

「海で撮影した後、真水で流したのにジンバルエラーが出てしまった……」

「海で撮影した後、真水で流したのにジンバルエラーが出てしまった……」

そんなお問い合わせをいただくことがあります。

AQUAは水辺での撮影を楽しむために作られたドローンです。
海、カヤック、サーフィン、釣りなど、普段では撮れない特別な瞬間を残せることが大きな魅力です。

しかし、海という環境は機体にとって非常に過酷な場所でもあります。

特に注意したいのが、カメラを支えるジンバル部分です。

今回は、海でAQUAを安心して楽しんでいただくために、ジンバルエラーの原因と正しいお手入れ方法をご紹介します。


なぜ海で使った後にジンバルエラーが起きるの?

「使用後に真水で洗ったから大丈夫」

そう思われる方も多いかもしれません。

もちろん、真水での洗浄はとても大切です。

しかし、海水には塩分や細かな砂などが含まれており、目に見えない場所に残ることがあります。

時間が経つと、残った塩分が乾燥して結晶化し、ジンバルの動きを妨げる場合があります。

ジンバルは、カメラを安定させるための精密な可動部分です。

わずかな異物でも、

  • ジンバルがスムーズに動かない
  • 起動時の初期化ができない
  • モーターに負荷がかかる
  • ジンバルエラーが表示される

といった症状につながる可能性があります。


海上使用後のお手入れ方法

「洗う」だけではなく「残さない」ことがポイント

海で使用した後は、以下の3ステップをおすすめします。


① まずは真水でしっかり洗い流す

海から戻ったら、できるだけ早めに真水で洗浄してください。

ポイントは、表面だけではなく、

  • プロペラ周辺
  • カメラ周辺
  • ジンバル可動部分

にも水が届くようにすることです。

プロペラやカメラ周辺を軽く動かしながら洗浄することで、残った塩分や砂を落としやすくなります。

目的:表面に付着した海水・塩分・砂を除去する


② Decoカバーを外して、側面から洗浄する

より効果的なお手入れとして、Decoカバーを取り外し、機体を横向きにして洗浄してください。

モーター部分を上向きにすることで、水が流れやすくなり、隠れた場所に入り込んだ異物や塩分を排出しやすくなります。

目的:見えにくい部分の残留物を取り除く


③ 焦らず、しっかり乾燥させる

洗浄後は、余分な水分を軽く振り落とし、風通しの良い場所で自然乾燥してください。

完全に乾燥する前の充電や使用は避けてください。

目的:内部に残った水分によるトラブルを防ぐ


やってはいけないこと

❌ 海水をつけたまま放置する

海水が乾燥すると、塩分が結晶化しやすくなります。

「あとで洗えばいい」と思わず、使用後は早めのお手入れがおすすめです。


❌ 強い洗剤や塩分除去剤を使用する

市販の洗剤や薬剤は、素材や防水構造への影響が確認できていないため、使用はおすすめしておりません。


❌ ジンバルを無理に動かす・分解する

ジンバルは精密部品です。

引っ掛かりを感じても、無理に動かしたり分解したりせず、まずは清掃を行ってください。


それでもジンバルエラーが出た場合

以下の情報をご準備のうえ、サポートまでお問い合わせください。

  • 機体SN番号
  • エラー画面
  • ジンバル動作の動画
  • 使用環境(海水・淡水など)
  • 飛行ログ

技術担当が状態を確認し、適切な対応をご案内いたします。


AQUAと、もっと自由な水上撮影を楽しむために

海は、AQUAの魅力を最大限に引き出してくれる場所です。

波の上から見る景色、カヤックからの映像、普段撮れない水上の瞬間。

その特別な体験を長く楽しむためにも、使用後の少しのお手入れが大きな違いになります。

「撮影を楽しんだ後は、AQUAにも少しだけケアを。」

正しいメンテナンスで、これからも安心して水上撮影をお楽しみください。